一介の労働者から日本の「労働運動の祖」への軌跡!

日本最初の労働運動号外



「◎靴職工衆議院に迫る・・・・・昨日とりあえず
号外をもって報じおきたる通り、府下靴工協会の職工およそ三百余名は同日午後日比谷原において勢ぞろいをなし、星議長に面会を許されたしとて衆議院の正門、ならびに傍聴人通用門より入らんとせしを、、、」

『時事新報』(明治25年12月22日付け)



東京の街々に労働運動号外飛び交う!



ジョルジュ・ビゴー作

「号外だー!号外だー!」

腰につけた鈴をチリン、チリンと響かせながら緊迫した面持ちでひた走る「号外売」。
バックに描かれている石垣から判断して、おそらく、江戸城のお堀端でのワンシーンであろう。
本書で紹介する日本初のデモ行進の起こった場所も、この絵の場所とほぼ同じ。








「◎号外売・・・・・、、、車夫、人足、タチンボウの徒はわざわざ転職して号外の売子となるもの多しという。、、、八百八町を駈け回り「号外、号外、局面一変の号外、危機一髪の号外、時事新報第二の大号外」と呼び叫ぶものは即ち是れなりとす。」

『時事新報』(明治27年7月25日付け)