日本で初めて労働組合をつくった男【労働運動の原点】



「職工義友会」の正式名称は「労働義友会」




  従来の歴史書では、城常太郎がサンフランシスコに初めて開設した労働団体を「職工義友会」と記されてきた。しかし、著者が発掘し、前著『ミスター労働運動・城常太郎の生涯』と本著『日本で初めて労働組合をつくった男』の中で提示した新史料により、当時はまだその呼称は使われておらず、正式には「労働義友会」と呼ばれていたことが判明した。初期労働運動史に造詣の深い歴史学者・荻野富士夫先生は、私の拙著を参考になさってくださり、日本史の老舗出版社「吉川弘文館」から発行された『明治時代史大辞典(二)』の中で、サンフランシスコで結成されたこの労働団体名を「労働義友会」と断定して下さっている。


「〇城常太郎・・・・・、、、サンフランシスコで、、、二十四年夏、、、、労働義友会を組織、、、。執筆者/
荻野富士夫【参考文献】『ミスター労働運動・城常太郎の生涯』(二〇〇六年、彩流社)、、、 」

『明治時代史大辞典(二)』(吉川弘文館・2012年発行)